IOC

「岩切おもしろ寄席2019」を開催しました

このたび、IOC(岩切おもしろクラブ)今年度最後のイベント「岩切おもしろ寄席2019」を、下記の通り開催しました。 開催当日は、古くから岩切にお住まいの世代や子育て世代の方々からお子様に至るまで、町内のあらゆる世代の方々146名の 皆様にお越しいただきました。仙台新選落語会所属の「剋家清生」さん、「水無月亭六六」さんの落語に始まり、 トリを務めていただいた「まつトミ」さんの漫才まで、会場は笑いの渦に包まれました。そして特別出演の岩切児童館の子供たちと スタッフの皆さんが演じてくださった「大喜利」にも大いに笑わせていただき、同時に子供たちの明るく元気で素直な姿がとても 印象的で感動さえ覚えました。「さまざまなイベントを通じ、あらゆる年代層の方々に親睦を深めていただき、よりよい街づくりに 貢献したい」との、私たちIOCの”願い”にまた一歩近づけたような気がいたします。また開催にあたりましては、町内の多くの 企業様からご協賛をいただきました。ここに心から御礼を申し上げます。
日時:2019年11月2日(土)13:00会場 13:30開演
場所:仙台市岩切市民センター体育館
主催:IOC(岩切おもしろ倶楽部)、仙台市岩切市民センター
共催:岩切地区社会福祉協議会、岩切地区民生委員・児童委員協議会、日赤岩切奉仕団
協賛:朝日興産㈱、㈲アートホーム仙台、いとうや、㈱サイコー、佐藤プリント、七十七銀行、仙台スポーツ㈲
   セブンイレブン仙台岩切稲荷東店、デイリーヤマザキ仙台今市東店、㈲山田屋百貨店(順不同)

午前9時、会場設営作業開始。舞台設営にあたっては、なかには大勢の子供たちが出演するプログラムもあることから、 いつもより広めにするなど特に安全面に配慮しました。 落語用の高座台も設置。あとは緋毛氈を張れば出来上がりです。これで気持ちよく演じていただけるはずです。
音響や照明の設備も整い、舞台が完成しました。今回は紅白幕を使用しなかったためでしょうか、 落ち着いた雰囲気の舞台となりました。 椅子も配置図通り並べられて、あとは会場設営責任者のチェックを受ければ完成です。責任者は、通路が確保されているか、 後方の客席から見えにくい箇所はないかなどを確認します。
「大喜利」出演の子供たちによるリハーサルが始まりました。児童館館長さんも、市民センターの館長さんも、IOC会長も、 皆さん子供たちと一緒になって、まだリハなのにもうすでに本番が始まっているかのような賑やかさです。 子供たちは緊張とは無縁のようで、今から楽しみでたまらないといった様子です。 昼食をとりながらのスタッフミーティング。やり残したことがないかどうか全員でもう一度確認します。準備が完了し、 やれやれと思うのと同時にお客様の入りがにわかに心配になってくる瞬間でもあります。
受付でお渡しするプログラムやアンケートの準備も終わって、あとはお客様を待つばかりです。今日は大勢の方々がご来場 くださいますので、受付が円滑に進むようにと事前準備にはしっかり時間をかけました。 午後1時30分。さぁ、いよいよ開演です。司会の鈴木健治IOC総務により“岩切おもしろ寄席2019”の開演が宣言されました。 これから約2時間、会場が笑いでいっぱいになることを願うばかりです。
今日は146名の町民の方々にお越しいただきました。スタッフと併せて161名、用意した椅子席のほとんどが埋まり、 主催者としてホッと胸をなでおろす瞬間です。当初心配だった後方の席から舞台が見えにくいということもなさそうです。 まずは渡辺敏之IOC会長の挨拶から。寄席にふさわしいジョークを交えての挨拶で、ひとまず会場の笑いを誘います。 客席からは「漫才より面白いよ」の声も。早くも“つかみ”大成功、上々の滑り出しです。
今日の幕開けはお二人の社会人落語家による落語から。仙台の老舗アマチュア落語サークル「仙台新選落語サークル」に 所属されていて、地域の福祉関連団体や町内会などのイベントには引っ張りだこのお二人。大学落研出身で玄人はだしの 腕前をお持ちです。 まずは、「剋家清生」さんの登場です。演目は「石松三十石舟」、プロはだしの語り口に腹の底から笑わせていただきました。
「大喜利」に出演予定の子供たちもすでに着替えを済ませ、落語を楽しんでいます。出番待ちの間も余裕の笑顔です。 落語を演じてくださったお二人の芸名ですが、大学の落研に入ったときに先輩が付けてくれたのだそうです。 落研では、代々先輩が後輩へ洒落で芸名を付ける習わしになっているそうですが、後輩にはなんと拒否権は無いのだそうです。 その伝統は今も受け継がれているそうです。面白いですね。
落語お二人目は、同じく社会人落語家の「水無月亭六六」さん。演目は「牛ほめ」。「ほんとにアマチュアの人なの?」 と客席の方々から聞こえてきます。見事でした。 いよいよ子供たちの「大喜利」が始まります。司会は渡辺IOC会長、回答者6人はもちろん子供たちです。舞台には、 回答者の子供たちとは別に、座布団運びと黒子の役でさらに二人。岩切児童館館長さんは、 さしずめ総監督といったところでしょうか。出囃子「曲がりネギのうた」に乗って、さぁ子供達の登場です。
司会者が問題を出すと、「ハイハイハイ」と一斉に揃って手を上げて、みんな元気そのもの。 子供たちが答えるたびに客席から大きな拍手が沸きます。元気に手を挙げているところを写真に撮りたかった筆者ですが、 子供たちのあまりの可愛さに引き込まれて、とうとうシャッターチャンスを逃してしまいました。 トリはテレビでおなじみの、よしもと所属「まつトミ」さんの登場です。乗りに乗ったお二人の掛け合いに、会場全体は瞬く間に 爆笑の渦に巻き込まれてしまいました。「大喜利」の出番を終えて、再び客席に陣取っていた子供たちとの掛け合いも最高でした。 台本には無いはずのアドリブでも見事に笑いを誘います。
30分を超える熱演でしたが、終わりの一秒までお客様に笑ってもらおうとする、まさしくプロ魂を見せていただきました。 舞台を引けてからも、お客様とのおしゃべりや記念撮影に時間を割いていただきました。ほんとうにお疲れさまでした。 楽しいひと時をありがとうございました。 2時間があっという間でした。出演者全員にもう一度舞台に上がっていただいて、さぁフィナーレです。
大橋年男岩切市民センター館長の閉会の挨拶。本日お越しいただいたお客様とお手伝いいただいた方々への御礼と、 「また来年も、またその次も、まだまだこの企画を続けますので、どうぞよろしくお願いします」と、 今後のさらなるご協力のお願いをさせていただきました。 出演者の皆さん、ありがとうございました。見事な演技でした。スタッフの皆さん、ほんとうにお疲れさまでした。 そして、お越しいただきました町内の皆さん、お忙しいところほんとうにありがとうございました。 来年もまたよろしくお願いいたします。