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映画“てんびんの詩/自立編”鑑賞会を開催しました

2019年9月14日(土)映画「てんびんの詩・自立編」鑑賞会を開催しました。昨年は「てんびんの詩」を上映しましたが、今回はその続編です。 映画“てんびんの詩”は古くから伝えられる近江商人の後継者育成プログラムを通じ、優れたビジネスマンとなるには何が必要なのかを 教えてくれますが、ビジネスマンに限らず“人として生きる”とはどのようなことなのかを教えてくれます。今回上映する“自立編”は、 商業学校“八商”の海外研修に参加した主人公が、当時(昭和初期)の朝鮮にわたり、文化の違いや言葉の問題を一つ一つ乗り越えながら、 その苦しみの中から“客とは何か”“売るとはどんなことか”を掴んでいく感動の物語です。この映画を通じ、岩切町民の皆さんに、 “人として生きるということ”“子育てに大切なこと”などについて、改めて考えるきっかけとしていただければ幸いです。

会場の準備完了です。あとはお客様のお越しを待つのみです。会場設営には、前回の「後ろの席から見えずらかった」 との声に対応して、スクリーンの高さを調整したり、イスの並べ方を工夫したりと、最適な状態で映画をご覧いただけるよう 配慮しました。 さぁ、受付開始です。事前予約では30名様から申込をいただいていますが、予約通り来ていただけるのかどうか、 結構ドキドキの瞬間なのです。受付では、この催しへのご意見をいただくためにアンケート用紙をお配りします。
30名の事前予約に対し、53名の皆様にお越しいただきました。余分に席を作っておいて正解でした。 上映会は嘉藤和男IOC幹事の司会で進行し、上映機材操作は鈴木健治総務が担当しました。 渡辺敏之会長の開会挨拶の後、早速上映開始。立派な近江商人になるための幾多の難関を 乗り越えてゆく主人公の姿を通じ、“人として生きる”とはどのようなものなのかを、この映画は教えてくれます。。
その昔、岩切で作られていた“今市おこし”という名物ががたいそうな人気だったことに因んで、 映画観賞会終了後のお帰りの際に“おこし”の詰め合わせをお持ち帰りいただきました。 三浦雄司副会長から、“今市おこし”について、保存食として最適だったことや、足軽たちの 手内職によって作られていたことなどの説明があり、大橋年男仙台岩切市民センター館長から 締めのご挨拶をいただき閉会しました。